- 課題背景
- 組立ラインで部品をピッキングした実績をデータとして管理出来ていなかった。
- 新しい部品がラインにセットされると、作業者が場所に慣れるまでピッキング作業が遅れてラインを止めてしまう事がしばしばあった。
- 電動ドライバーでの締め付けが正しいドライバーで行われない事があった。
- 導入効果
ライン作業の履歴を取得してピッキングミスも減少
- 導入前は指示書を見ながらピッキング作業を行っていましたが、指示書を見なくても表示器が光った場所の部品をピッキングして組み付けることが出来る為、新しい部品がラインにセットされても負担無く、熟練者で無くてもラインでの作業がスムーズになりました。
- 1pointI/Oを使用して外部機器とも連携する事で、作業順通りに正しい電動ドライバーを使用する事が出来、また履歴をデータで保持出来るようになりました。
ソリューション内容
1pointI/OとDPSの組み合わせ
正しい順番で正しい部品を正しい工具で組み付け作業ができるようデジタルピッキングシステムを構築しました。基板が流れてくると、その基板に組み付ける部品棚の表示器が光ります。部品をピッキングし、電動ドライバーで組付けますが、1point I/O AW2902で電動ドライバーと連携しているため正しい電動ドライバーが使われたか作業履歴で管理します。ピッキングミスを減少させると共に、作業履歴もリアルタイムにデータ化して管理します。